直接講師に接する機会は少ない
通信制大学の場合、実際に学校に通う必要がなく、場所や時間を問わずに学ぶことができる大きなメリットがあります。しかし、それはメリットばかりではなくデメリットにもつながってしまうことがあるのです。直接講師と同じ場所で授業を受けるわけではないので、その場で何かわからないことがあっても、すぐに聞いてみることができません。通常の大学生の場合は授業中に質問する機会があったり、あるいは授業が終わった後に講師のもとに足を運んで聞いてみたりすることができます。通信制の場合にはそれが難しいので、わからないところがわからないまま放置される状況になってしまいがちなのです。それが積み重なれば、学習効果に大きな差がついてしまうこともあります。
質問制度を確認して活用を
授業を受けてすべて理解できることはほとんどありません。そのため、本気で学ぼうとするほどわからないことは出てくるはずです。その場で質問が難しいため、わからなかったポイントをメモしておくなどして、後で調べて確認していくことも大切です。自分で書籍などを見て確認して納得できれば良いですが、どうしても納得ができない場合には講師などに質問することを考えましょう。質問制度を設けている通信制大学もあるので、それを確認して利用していくことも大切です。スクーリングなど実際に講義を受けられる機会がある場合には、その時を利用して質問してみるのもよいでしょう。その場合にはきちんと質問事項をまとめておくとスムーズに進みます。